メグ・ジェイ(著)「人生は20代で決まる」要約&感想│20代の選択が未来を左右する

自己啓発
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なおみ
なおみ

こんにちは!
癒しの本&旅情報を発信しているなおみです。

今回ご紹介する本は、メグ・ジェイさんの「人生は20代で決まる」。

著者のメグ・ジェイさんは、アメリカの臨床心理学者であり、成人の発達心理学を専門としているそうです。

彼女はたくさんの若者とのカウンセリングを通して、「人生は20代で決まる」と結論づけています。

私たちは、そんな重要な10年間を、どう過ごせばよいのでしょうか?

それではさっそく、詳しい内容を見ていきましょう。

「人生は20代で決まる」の基本情報

まずは基本情報からご紹介します。

書誌情報

タイトル人生は20代で決まる
著者メグ・ジェイ
出版社早川書房
発売日2014/07/20
本の長さ303ページ
書誌情報

概要

「30歳になってから」では遅すぎる!
TED790万ビュー突破の心理学者によるアドバイス

〔仕事・恋愛・将来設計〕二〇代は、あなたのキャリア、生涯賃金、パートナー、パーソナリティーが決まる最も重要な時期! TEDトークが驚異的ビュー数を記録し注目を集める心理学者が、「人生を決定づける一〇年間」の過ごし方、理想の将来のつかみ方を徹底アドバイスする全米ベストセラー。

早川書房https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000090460/

こんな人におすすめ

おすすめ

・10代、20代の人
・後悔したくない人
・目標の立て方がわからない人

「人生は20代で決まる」の要約

①将来に繋がるキャリアを築く

20代で大切なのは、仕事を金銭面ではなく、自分の夢への投資として考えることです。

イラストレーターを目指すなら、給料の安定したカフェ定員より、アニメーション会社の下積みをやる方が長期的に見て成功に繋がります。

なおみ
なおみ

もちろん、カフェ定員がダメ、という訳ではないですよ!
イラストレーターを目指すなら、という例え話です^^

若いうちは、がっかりするような仕事や雑務ばかり任されるかもしれません。

しかし成功者と呼ばれる人たちは、例外なく1万時間もの下積みを重ねた人たちだと本書は述べています。

初めから華々しいキャリアを築けていたわけではないんですね。

そうはいっても自分の夢がわからないよ〜という方は、たくさんチャレンジして経験を積んでいくのがおすすめです!

なおみ
なおみ

20代のうちは失うものも少ないので、
挑戦しやすいですよね♪


また、新しい仕事の4分の3以上は、めったに会わない”ゆるいつながり”から来ることも指摘されています。

積極的に新しい場に顔を出すなど人脈作りを意識しないと、仕事のチャンスは訪れない、ということでもあるのかなと思います。

私にとってこの章は、現実的にキャリアを考えるきっかけになりました。

ポイント

20代のうちからキャリア形成をスタートさせよう!

②結婚を真剣に考える

近年は晩婚化が進み、結婚を自分ごとに考える20代は減少してきています。

なんとなくで同棲を始めたり、気楽な恋愛を好む人も少なくないのかもしれません。

なおみ
なおみ

私は昔から結婚願望が強かったですが、そんな20代は稀なのかな…?

結婚するしないは個人の自由ですが、先送りにするとあとで後悔することもあります。

理由としては、人生で重要なことの80%は35歳までに起こることが挙げられます。

結婚や出産、マイホーム購入など、大きなライブイベントは、35歳までに経験している人が半数以上なのです。

歳を重ねてから、いざ結婚したい!となっても、すでに何かしらの形でパートナーを見つけている人が多く、よき相手を探すのは若い頃より困難です。

また、20代は相手の価値観を理解し、適応していくことが比較的簡単です。

しかし、脳が成熟してからだと、違う価値観を受け入れることが難しくなってしまうそうです。

後ほど詳しくご紹介しますが、30歳以降は妊娠・出産という面から見ても、リスクが増幅してしまいます。

なので、パートナー選びは先延ばしにせず、若いうちから考えておいた方が最善だといえるでしょう。

ポイント

パートナー選びを先送りにすると、取り返しがつかないことになる可能性もある

③妊娠・出産のタイムリミット

前述した晩婚化に伴い、妊娠や出産もどんどん高齢化していますよね。

「子どもは30代くらいで欲しい」と思う若い世代も、増えてきているのかもしれません。

しかし、冷水を浴びせるようで申し訳ないのですが、女性の妊娠能力は20代後半がピークです。

30〜35歳にかけて生殖能力が落ち始め、40歳以降になると急激に低下することがわかっています。

なおみ
なおみ

なんだか焦らされますね…(汗)

これは、30〜40代にかけて起こる2つの変化によるものだそうです。

1つ目は卵子の質の低下、2つ目は妊娠の進行をつかさどるホルモン・システムの衰え。

これらによって、妊娠率は低下していき、流産や、神経認知の問題を抱えた子どもが産まれる可能性も高まってしまうのです。

加齢による不妊のリスクは、もちろん男性にも当てはまる問題です。

また、30代になり、仕事による多忙や責任がのしかかる中、子どもとの時間を思うように取れないかもしれません。

「若いうちに遊ぶべき」という言葉に踊らされると、人は”今しかない生き方”に走ってしまいます。

しかし、それは決して私たちを幸せにはしてくれません。

なおみ
なおみ

何事に置いても、スタートが早ければ早いほどリスクは減るんですね

ポイント

子どもを考えている方は、なるべく早めに計画を立ててみよう

まとめ:ハッピーエンドから逆算して人生を設計しよう

いかがだったでしょうか。

私は、この本を20代のうちに読めてよかったと心から思います。

そして、本書の最後には「ハッピーエンドから逆算して人生を設計しよう」と書かれています。

30代、40代、50代…これからの未来でこうありたい! と望むゴールを見つけ、そこから逆算して行動しなさい、ということだそうです。

人生は一度きりなので、後悔しないように計画的に生きていきたいものですね。

なおみ
なおみ

30歳の誕生日に、「20代の私よくがんばった!」って、胸張って笑っていたいな〜


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また次回、お会いしましょう♪

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